借金地獄

ケース別の整理方法

債務整理には公的と私的に大別されるように、いくつかの種類があります。こうした債務整理方法には、債務を抱える人によって、適する方法も異なります。例えば、サラリーマンの場合では、裁判所を通さない任意整理、もしくは裁判所を通した公的な債務整理であっても、個人民事再生を利用する事がお薦め出来ます。まずサラリーマンは定期的な収入に期待が持てます。その一方で、債務の事を会社には知られたくは無く、出来るだけ社会的影響を小さくする必要があります。また、マイホームなどの財産は、家族の為にも残す事の出来る手段をとる必要があります。こうした事由から、任意整理もしくは個人民事再生が適当といえます。また、近年急増する若い女性のクレジットカードを利用した借金では任意整理が薦められます。一定期間、クレジットカードを利用出来なくなる事で、繰り返して借り入れてしまう症候群を断ち切らなければなりません。但し、専業主婦など収入の無い場合は、任意整理では難しいケースも多く、自己破産も念頭に入れる必要があります。同じく、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用社員も、収入が安定しているとはいえず、まずは任意整理によって債務の整理を進め、安定収入に切り替える努力が必要です。また、会社経営者や個人事業主は、一般に債務総額が個人よりも大きくなります。そして会社の借入れを、社長個人が保証しているケースも多く、債務の整理も複雑になってしまいます。よって不動産など会社資産の大きさで、適切な債務整理方法が異なって来ます。こうした法人の債務整理のケースでは、専門家との相談によって対処方法を決定する事が相応しくなります。