借金地獄

債務整理に要する時間

債務整理を裁判所に申し立てたり、弁護士や司法書士にお願いをした時点で、債権者からの取立ては止まります。そして所定の書類準備の後に、自己破産以外は債権者の了承を得ながら、返済計画の見直しを行っていく事になります。しかし、必要書類を整えて、債権の調査を行い、返済計画を再作成の後に債権者との交渉を進めて行くのは決して簡単なものではなく、長い時間を要してしまいます。しかし、債務者の多くは、早く債務整理を終えて再出発したいと考えます。また、生活保護の申請を行う予定の人は債務整理が終わり、借金を全て清算し終えないと、原則、生活保護を受ける事が出来ません。こうした債務整理に要する時間は、債務の整理方法や借金の総額等によっても異なってきます。例えば、裁判所を介さず、債務者と債権者が私的に債務整理の交渉を行なう任意整理では、交渉にかかる時間を含めて、およそ半年間とされています。それに対して、裁判所を介する法的な債務整理では、一般に10ヶ月から1年間も必要とされています。およそ、債権の調査や書類の作成に半分、申立てから免責結果が出るまでに半分の時間を要する事になります。なお自己破産には、換価出来る財産が無い場合に、破産手続き開始と同時に手続きが終わる同時廃止と、持ち家など不動産や財産を持っている管財事件の2種類があります。当然、管財事件は財産の調査を行ったうえで、金銭への換価が必要となる事から、同時廃止に比べると時間や費用も多く要する事になります。