借金地獄

借金返済のトラブル

高齢化社会が進む中で、高齢者を狙った詐欺事件が急増しています。身に覚えのない金融業者から、「契約が成立しましたから、代金をお支払ください」といった督促状が、高齢者の所に届けられる事案が多発しています。消費貸借契約では、契約の当事者同士が合意をしなければ、契約は成立を致しません。但し、こうした督促状には、「期限までに振込みが無い場合は、法的措置をとる」といった脅迫めいた文言が含まれている事も多く、怖くなって振り込む人も後を絶ちません。また借金の返済が滞ってしまい、暴力的な取り立てをされる事も、まだまだ残っています。もちろん、貸金業を営む者は、言動で相手に不安を与えてはいけないと規制されています。これには当然、無登録の貸金業者も規制の対象となります。この他にも、取り立ての時期や親族や第三者への取り立てについて規制されています。また訪問時の人数は2人まで、電話による取立ての回数は1日3回までといった細かな点についても、自主規制基本規則で定められています。そして近年では、多重債務者に債務整理を勧めて、弁護士を紹介する紹介屋もしくは整理屋と呼ばれる人がいます。こうした者の中には、悪徳弁護士を紹介して、多額の手数料を請求してくる者がいます。多額の借金を抱えて、返済で困っている人の弱みに付け込んだ、悪質な手口が横行していますので、悪質業者をしっかり見極める事が大切となってきます。ちなみに、金銭貸借の紹介を行なうには、登録が必要であり、手数料の上限は貸金額の5%までと、出資法で規定されています。